セブ島での親子留学|1日6時間のマンツーマン授業ってどんな感じ?

セブ島留学

セブ島での親子留学では、私・5歳の息子・そして70代の母の3人で、毎日マンツーマン授業を6コマ受けていました。
1コマ50分、10分休憩を挟んで進むスケジュールは、なかなかの密度!

とはいえ、それぞれの年齢やレベルに合わせた授業だったので、無理なく続けられた1か月でした。

🕘 1日の授業スケジュール

  • 8:10〜12:00:午前の授業(50分×4コマ+10分休憩) 
  • 12:00〜13:10:昼休憩(ランチタイム)
  • 13:10〜15:00:午後の授業(50分×2コマ+10分休憩)

10分の休憩時間になると、先生も生徒もロビーに出てひと休み。
オールイングリッシュの方針ではなかったので、生徒同士は日本語で雑談していることが多かったですが、先生と話すときは英語なので、少しずつ耳が慣れてきたなと感じる場面もありました。
肩の力を抜いて英語に触れられる、ちょうどいいブレイクタイムでした。

■ 5歳の息子の場合|人見知りでも、ちょっとずつ前へ

息子は元々かなりおとなしめで、私と離れて先生とマンツーマンというのが最初は本当に難しかったです。

でも、先生がとても工夫してくれて…

  • 同じ5歳の子がいたので、一緒に“ゆるいグループレッスン”の時間を作ってくれた
  • 息子の好きなトミカ折り紙を授業に取り入れてくれた
  • 少しでも英語を話せたら手作りのごほうびシールをくれる

というような、まさに“遊びながら学ぶ”スタイルを考えてくれ、徐々に打ち解けることができました。

シールを大事に持ち帰って並べて喜んでいた息子の姿は、親としてもとても印象に残っています。

息子のために先生がたててくれたスケジュール
ちゃんと座って話を聞いてることも

■ 私の場合|話したいのに言葉が出ない日々からの一歩…?

私は年に1回くらい海外旅行に行くことがあって、

  • ホテルのチェックイン
  • チケット購入や買い物
  • 簡単な食事の注文

…といった“決まったやりとり”なら、なんとか対応できていました。
というか、むしろ「なんとかしてきてしまった」という感覚です。

でも今回、マンツーマンでの授業が始まってすぐに、“なんとかなる”で済ませてきた自分の限界を痛感しました。
いや、限界があることはわかっていたんです。
でも「まぁなんだかんだなんとかなってるし」と、ずっと後回しにしてきたんですよね。

たとえば先生に「How was your weekend?」と聞かれて、
「〇〇に行ったよ。楽しかった!」まではなんとか答えられる。
でもそのあと、「どんなところ?何が楽しかったの?」と少し踏み込まれると、
言いたいことはあるのに、言い方がわからない。
文を組み立てようとした瞬間に、「過去形だから、Iの後は“was”で?それとも“did”を使うんだっけ…?っていうか”was”と”did”の使い分けがわからん…」とフリーズしてしまう。
英語で答えるどころか、文の最初の一語から自信が持てない、という状態でした。

現在と過去…

休み時間なのに担任でもない先生が一生懸命説明してくれてました(笑)

語彙も足りないし、基礎の文法も身についていない。
そんな自分を改めて実感した出来事でした。

それまで私は「なんとなく聞き取れた気になって、YESやNOで返して終わり」にしていたけど、
今回の授業でようやく、「それじゃ会話にはなってないんだな」とちゃんと実感できました。

そんな私にも、先生はいつも笑顔で、
「間違ってもいいから話してみよう!」と励ましてくれて、
完璧じゃなくても、とにかく“話してみる”勇気を持てたのは大きな収穫でした。

ちなみに、わからない単語は iPad miniに入れていた英和辞書アプリで即調べ。
スマホより使いやすくて、とても助かりました◎

■母の場合|丁寧に、マイペースに学ぶ時間

70代の母は、初週はとにかく

  • 名前を言う
  • あいさつする
  • 「元気です」と返せる

といった自己紹介や基本表現の練習が中心。

2週目以降は、旅行や買い物でよく使うフレーズを少しずつ習っていたようです。

驚いたのは、ちゃんとノートに英文と日本語訳を書いて、夜には復習までしていたこと!
年齢に関係なく「学びたい」という気持ちってすごいなぁと、私のほうが刺激をもらいました。

■ お昼ごはんはジョリビー率高め!

昼休憩は12:00〜13:10の1時間10分。
先生たちも外食派が多く、街中のレストランでばったり出会うこともよくありました(笑)

我が家は何軒かのお店をローテーションしていましたが、圧倒的ジョリビー(フィリピンのファストフードチェーン)率の高さでした。
子どもたちに人気で、味もわかりやすくて食べやすいし、価格もお手頃でした。

他にもいろいろ食べたけど、これはまた別記事で詳しく書く予定です♪

■ 午後は教室に戻る日も、課外活動に出る日も

午後の2コマは通常授業の日もあれば、
“コミュニケーションレッスン”として校外に出る課外授業になることも。

この課外授業のことは、ボリュームがありそうなのでまた別記事にしっかりまとめたいと思います✨

■まとめ|「学び方はひとつじゃない」と実感した6コマ

年齢も性格も、英語レベルもバラバラな3人が、
それぞれのスタイルで、無理せず「できること」を増やしていけた1か月。

  • 息子は遊びの中から
  • 私は思いきって話す勇気から
  • 母はコツコツと書いて覚えるスタイルで

同じ時間を過ごしていても、学び方は本当にそれぞれなんだなと実感しました。

「家族で一緒に勉強する」という経験そのものが、
すごく特別で、温かい時間だったなぁと思います。

サイト運営者

40代看護師、小2の息子と気ままにおでかけ中。
ポケモン初代勢として現役続行しつつ、セブ島での親子留学も経験。
ご近所から海外まで、ゆるっと綴る育児旅ブログです。

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